失敗しないための生命保険選びのポイント

保険会社の営業職員や保険代理店への相談、複数の生命保険会社から取り寄せた資料などを比較する場合、チェックしておくべきポイントがあります。生命保険を選ぶポイントは、自分の生活設計を考え、現在だけでなく将来も含めて自分に必要な保障内容と保険の種類が適合していることが重要です。

保険金を「どんなとき」「いくら」受け取ることができ、保障が「いつまで」なのか、保険料の負担は大丈夫なのかを必ず確認すべきです。まずは、保障のベースとなる主契約をしっかり選択することが大切です。

  • 自分に保障の内容と、主契約の種類や付加する特約の種類は一致しているか
  • 受け取ることができる保険金や給付金の額は適切か
  • 必要な保障が、必要な期間を十分カバーしているか
  • 保険料は現在だけではなく、今後も長期にわたって払い続けることができる金額か
  • 保険料を払い込む期間は適切か

また、生命保険を選ぶ場合には次の点も確認しておくといいでしょう。

  • 配当金
  • 告知(診査)
  • 市場リスク

生命保険には配当金があるタイプ(有配当保険)と、配当金のないタイプ(無配当保険)があります。無配当保険のほうが、保険料は安くなります。

保険料というのは次の3つの「予定利率」によって決まりますが、契約時に考慮した予定利率と実際の率との間に差が生じることがあります。

予定死亡率 契約期間中に亡くなる人はどれくらいか
予定利率 資産運用をして得られる収益はどれくらいか
予定事業費率 生命保険会社の収益はどれくらいか

差による「余り」がある場合、余りを基に「配当金」として契約者に返金されます。要は、保険料の事後清算というべき性格のもので、毎年必ず受け取ることができるというわけではありません。

傷病歴がある人は、一般的には生命保険に加入することが難しくなります。契約したいからといって健康状態や過去の傷病歴について事実を告げなかったり、事実と異なる告知を行ったりしたなどの場合には「告知義務違反」となります。そうなると保険契約が解除または無効とされ、保険金や給付金が受け取ることができなくなります。

それでは、傷病歴がある人は生命保険を契約できないのかという疑問が出てきますが、そのようなことはありません。通常の生命保険でも傷病歴がある人を対象とした、引き受け基準を緩和したタイプがあります。このタイプは、いくつかの簡単な告知に問題がなければ契約することが可能ですが、通常よりも保険料が高くなっていたり、保障内容が異なっているため、契約においては注意が必要です。

また、告知や診査のない「無選択型」というものがあります。これは、引き受け基準を緩和したタイプでも契約できない人を対象にしており、契約時に健康状態に関する告知や診査が不要となります。このタイプも、通常よりも保険料が高くなっていたり、保障内容が異なっているため、契約においては注意が必要です。

さらに、変額保険や変額個人年金保険などのように、投資性の高い生命保険があります。この場合、株価や債券の価格、為替などの変動によって、受取額が払込保険料の総額を下回り、損失が生ずる恐れがあります。このような生命保険に契約する場合は、商品の特徴や留意点を十分に理解しておくことです。

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