生命保険加入への流れ

生命保険は長期間にわたる重要な契約。自分で納得してから契約することが重要です。ここでは、契約までの手続きの流れを解説していきます。

【契約する保険商品を決定するまで】

  1. 自分に必要な保障の内容を明確にする
  2. インターネットで情報収集、保険会社の営業職員や保険代理店への相談(※複数の保険会社の情報を入手すること)
  3. 資料や保険設計書を比較検討する
  4. 契約する保険商品を決定する

なお、生命保険の契約を行う場合、営業にかかるコストを削減することができるので、インターネット専業の保険の場合には保険料が安くなります。

保険商品を決定する際、契約内容や保険商品についての重要事項をしっかりチェックしておきましょう。保険金が「どんなとき」「いくら」受け取ることができ、保障が「いつまで」なのか、保険料の負担は大丈夫なのかを必ず確認すべきです。

  • 自分に保障の内容と、主契約の種類や付加する特約の種類は一致しているか
  • 受け取ることができる保険金や給付金の額は適切か
  • 必要な保障が、必要な期間を十分カバーしているか
  • 保険料は現在だけではなく、今後も長期にわたって払い続けることができる金額か
  • 保険料を払い込む期間は適切か

【契約する保険商品を決定するまで】

生命保険の申し込みをしてから、保険証券が届くまでに約2~3週間かかります。その過程で注意すべきポイントがあります。

1.申込書の提出

※申込書には、生命保険会社と契約を締結する「契約者」と、保険の対象となる「被保険者」がそれぞれ署名・押印を行います。
※契約者は、「契約概要」や「注意喚起情報」、「ご契約のしおり・約款」の受領印の欄に押印を行います。

2.告知(診査)

※被保険者は、過去の傷病歴や現在の健康状態、職業などを、告知書や生命保険会社の指定した医師に、事実をありのまま伝えなければなりません(告知義務)。生命保険というのは多数の人々が保険料を出し合い、相互に保障しあう制度です。最初から健康状態の悪い人や危険度の高い職業に従事している人などが無条件に契約すると、保険料負担の公平性が保たれなくなります。告知というのは、契約者間で保険料負担を公平にするために重要なのです。
※もし健康状態や過去の傷病歴について事実を告げなかったり、事実と異なる告知をしたなどの「告知義務違反」があった場合、保険契約が解除または無効とされ、保険金や給付金が受け取れなくなるケースがあります。
※保険会社所定の告知書などに記載する必要があり、保険会社の営業職員や生命保険代理店に健康状態や傷病歴を口頭で告げても、告知を行ったことにはならないので注意しましょう。

3.保険料の払い込み

※「第1回保険料充当金」の払い込みを行います。申し込みが承諾された場合、第1回目の保険料に充てられますが、承諾されない場合には返金となります。
※保険料の払い込みは、告知(診査)の前後どちらでも可能です。
※生命保険では「クーリング・オフ制度」を利用できます。次のような一定の条件を満たしていれば、申し込みを取り消すことが可能です(保険料も返金)。

「クーリング・オフに関する書面を受け取った日」か「申し込みの日」のいずれか遅い日から、その日を含めて「8日以内」であること

※「クーリング・オフに関する書面」というのは、(生命保険会社や商品によって異なるが)「第1回保険料充当金領収証の裏面」や、「ご契約のしおり」などです。生命保険会社の支社か本社に、書面を郵送することにより行います。念のためコピーを手元に残しておくといいでしょう。

4.保険証券の送付

※必要な手続きの完了後、生命保険会社が申し込みを承諾すると契約が成立し、「保険証券」が送付されます。申し込みをした内容と、保険証券に記載されている内容が合っているかを確認します。間違っている場合は、生命保険会社に連絡をしましょう。

生命保険の保障は、一般的に①~③までの手続きの終了後(+生命保険会社の承諾)に開始となります(責任開始期)。生命保険会社が承諾すると、1~3までの手続きの終了まで「遡って」保障が開始されます。

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